2024年秋の作品展

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麗香の作品

「白露滋園菊」(はくろ えんぎくをうるおす)

白露――篆書、滋――隷書


「かたつむり甲斐も信濃も雨の中」

甲斐――篆書、信濃――隷書


「裏をみせ表をみせてちる紅葉」

裏・紅――篆書、表――隷書、葉――金文



学生の書

「虫かご」

力強い線でしっかりと書けました。

「十五夜」

ひとつひとつの字をていねいに書いています。


「水天一色」

元気にしっかりと書けました。

「水天一色」

整った字形で仕上げたきれいな作品です。


「北斗七星」

すっきりとした線でまとまっています。

「北斗七星」

とめやはらいがていねいで、字形も整っています。


「中秋名月」

きれいな線できれいに書けています。

「小波月光」

行書の作品です。やわらかい線質で書けています。



大人の書(漢字)

「秋思」(しゅうし)

秋に感じるものさびしい思い

「菊芳」(きくほう)

菊の花のよい香りがただよっている


「月影」(つきかげ)

月の姿 月光に照らされて映る人や物の姿

(月――篆書)

「桐一葉」(きりひとは)

初秋に桐の一葉が散るのをみて秋の到来を知ること


「山色健」(さんしょくけんなり)

山の景色が健やかである 秋の山を表すことば

「松聲」(しょうせい)

松の木に風が吹いて鳴る音


「秋燈」(しゅうとう)

秋の夜にともすあかり

「凛秋」(りんしゅう)

寒気が厳しく身が引き締まるような秋


「満林花」(まんりんのはな)

紅や黄に染まった秋の葉が林にあふれ、木々に花が満ちているように見える

「不知火」(しらぬい)

九州の有明海や八代海で、夜間無数の光が明滅する現象


「遊山」(ゆさん)

野山に遊びにゆくこと

「露寒」(つゆさむ)

露が霜に変わる頃の寒さ


「紅樹」(こうじゅ)

紅葉した樹木

「酔月」(すいげつ)

月の美しさにほっと一息つくこと


「新涼」(しんりょう)

秋初めて感じる涼しさ

「月色涼」(げっしょくすずし)

月の光が涼しい


「菊花寿(きくかのじゅ)

菊の花が人を長寿にする



大人の書(かな)

「ちはやぶる神代もきかず龍田川からくれなゐに水くぐるとは」

「浅みどり染めてかけたる青柳の糸に玉ぬく春雨ぞ降る」


「思はずに侮づりにくき小川かな五月の雨に水まさりつつ」

「わが宿に花橘を植ゑてこそ山ほととぎす待つべかりけれ」


「初花の開けはじむる梢よりそばへて風の渡るなりけり」

「わが宿に花橘を植ゑてこそ山ほととぎす待つべかりけれ」


「うらうらと照れる光にけぶりあひて咲きしづもれる山ざくら花」

「熟麦のうれとほりたる色深し葉さへ茎さへうち染まりつつ」


「浅みどり染めてかけたる青柳の糸に玉ぬく春雨ぞ降る」

「咲きみちてこぼるる花もなかりけり」


「くちなしの花咲く方や日にうとし」

「日輪を送りて月の牡丹かな」


「紫に夜は明けかかる春の海」