学生の書
小学一年生「なかま」
紙いっぱいに大きく元気よく書けました。特に「な」「ま」の最後の三角に筆を動かすところがよい。
中学一年生「望遠鏡」
画数が多い字で、バランスよくおさめるのが難しい課題ですが、伸び伸びとした線でしっかりと書けています。
中学二年生「水遊びまひるの子等の声澄める」
ていねいに書いています。全体の流れもよく、かなの良さが傳作品です。
「資父事君曰厳」(草書)
画数は少ないですが、字体のバランスをとるのが難しい課題です。全体の流れも良く、やわらかい筆遣いで書けています。
「竹深避暑」(草書)
やわらかい線質の中に力強さがあります。それぞれの字の形をしっかりととらえて書けています。
「掬びあぐる泉に澄める月影は手にもとられぬ鏡なりけり」
ちらしがきれいにできており、空間がいきています。墨の潤渇もよく、リズムのある作品です。