学生の書
小学五年生「花祭り」
元気に伸び伸びと書けました。はらいに勢いがあります。
小学六年生「桜」
きれいな線ですっきりと書いています。紙いっぱいに大きく書けました。
大人の書
「空谷伝(傳)声(聲)虚堂」(草書)
力強く、草書のやわらかさやつながりもあります。左行は縦長の字が並びましたが、バランスよくおさめています。
「下自成蹊」(楷書)
「桃李不言 下自成蹊」 桃や李(すもも)は何も言わないが、その花や実を求めて人が集い、その樹木の下には自然と蹊(こみち)ができる、という意味。
画数に違いのある字の組み合わせでしたが、配置、字の大きさがバランスよく、きちんと書けています。
「のどかさや 浅間の煙 昼の月」
線が軽く、十分に書き込んでいることがわかる作品です。墨の潤渇も変化があります。