学生の作品
小学二年生 「かた車」
紙いっぱいに大きく伸び伸びと書けました。止め、はね、はらいがきちんとできています。
小学四年生「寒い風」
きれいな線ですっきりと書いています。特に「寒」は中心がきちんと意識されていて、字形がまとまっています。
高校三年生「曖ゝ遠人村」(曖曖たり遠人の村)
陶淵明の詩「帰園田居」の一節。かなたに遠くかすんだ村が眺められるという意味。
草書のやわらかさがとてもきれいに出ています。筆の動きにリズムがある作品です。
大人の作品
「羔羊景行維賢」(草書)
筆の穂先を生かして力強く、やわらかく動きが感じられる作品です。
「羔羊景行維賢」(行書)
各行の中心を意識して、きちんと書けています。勢いがある線で力強さが感じられます。
「千ゝの春万の秋にながらへて月と花とを君ぞ見るべき」
全体の散らしもよく、行間の取り方もとてもよい。線質が力強く、勢いがあります。