学生の書
小学三年生 「香」
紙いっぱいに大きく元気に書けました。中心もきちんととれています。
小学四年生「節分」
伸び伸びとしたきれいな線で書けています。止めやはらいもきちんと書けました。
中学一年生「極楽鳥」
行書のやわらかさが出ている作品です。字形や字の中心なども意識してきちんと書けています。
高校二年生「今朝対孤影」
「対」は旧字「對」です。行書の美しいつながりが表現されています。きちんとした中に伸び伸びとしたやわらかい線が生きています。
大人の書
「白駒食場化被」(草書)
「白い馬は食むべき場に来て草を食べる。(聖人の)感化は草木おも被(おお)う」という意味です。
線のつながりがよく、勢いもあります。6文字のバランスもとてもよく取れています。
「白駒食場化被」(楷書)
中心や字形を意識してきちんと書けています。線がやわらかく、全体に優しい雰囲気がでてとても良い。
「大空は梅のにほひに霞つつ曇りもはてぬ春の夜の月」
大空は(者)梅の(乃)に(耳)ほ(保)ひ(比)に(二)霞つ(都)ゝ曇り(利)も(毛)はげぬ春の(能)夜の月
散らしが難しい課題ですが、まとまりよく仕上がりました。 墨の潤渇も生きていて立体的な作品になっています。