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2022年1月の生徒の秀作

幼 「ゆめ」

紙をいっぱいに使って、元気に力強くかけました。どちらの字も大きく丸く書くところがありますが、筆をしっかり動かして書いています。


小学6年生 「北半球」

すっきりとした線でまとまった作品です。一画一画をていねいに書いています。


高校1年生 「海外遠征」

リズムよく、やわらかい線質で、行書の良さが出ています。また、字形も意識してきちんと書けています。


「帰王鳴鳳在樹」(行書)

「(あちこちから多くの人たちが)王に帰属する。鳳は自分のとまるにふさわしい樹にやってきて鳴く」という意味。

6文字のバランスよく、勢いのある線で伸び伸びと書いています。


「帰王鳴鳳在樹」(草書)

やわらかい線質で書けています。つながりも良く、全体にリズムがあります。


「山たかみ明けはなれゆく横雲の絶え間に見ゆる峰の白雲」

やま(末)た(堂)か(可)み(三)あ(阿)け(希)は(八)な(奈)れ(連)ゆくよ(与)こく(久)も(毛)の(乃)たえま(満)に(耳)み(美)ゆ(遊)るみねのしらゆ(由)き(支)

線に勢いがあり、流れの良いきれいな作品です。散らしや墨つぎなどにも気を配り、ていねいに書いています。


「過ぎやらで月近く行く浮雲のただよふ見るは侘しかりけり」    

過き(支)やらて月ちか(可)くゆく(具)うき雲のたゝよふ見るは(八)侘しかりけり(里)

やわらかい線でかけています。全体に伸びやかで動きがあります。