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2021年の7月の課題の秀作

小学三年生の課題「天の川」

 しっかりとした線で力強く書けました。はらいや止めもきちんとできています。


小学六年生の課題「飲料水」

 「飲「料」ともに形のとりにくい字形ですがきちんと書けています。のびのびとした線でさわやかな作品にできあがりました。


中学一年生の課題「超音波」

 中学生になって行書体で書くのが2回目です。今まで楷書での練習がしっかりできているので、行書になっても字の形がくずれず、きちんと書けています。


「譲國有虞陶唐」(隷書)

 画数が多く、隷書体で書きあげるのはとても大変な課題ですが、最後まで集中を切らさず、ていねいに書いています。

それぞれの字の大きさも整っていて隷書らしい作品になりました。


「譲國有虞陶唐」(草書)

 やわらかい線質で書かれています。また勢いもあり力強い作品です。縦に伸びる字があり半紙の中に6文字を入れるのが難しい課題でしたが、6文字がバランスよく書けています。


「天の原雲なき宵に久かたの月さへわたるかささぎの橋」

 あ(阿)ま(万)の(能)は(者)ら(羅)く(久)も(毛)な(奈)きよひにひ(比)さ(左)か(可)たの(農)つ(川)き(幾)さ(佐)へ(遍)わた(多)る(流)かさゝき(支)のは(波)し(之)

たくさんの万葉仮名を使った課題です。行数もおおいので散らしもむずかしい課題でしたが、流れもよくまとまった作品に仕上がりました。

 


「おもだかの花の流れにゆれやまず」

 お(於)もだか(可)の(能)はな(奈)の(農)ながれに(二)ゆれ(連)やま(万)ず

墨つぎに工夫が見られ、全体にリズムがある作品です。線質もきれいで流れがきれいです。