小学一年生の課題「はなし」
三文字を書くのは初めてですが、同じ大きさにきちんと書けました。「は」「な」の三角に筆を動かすところがしっかり書けています。また、「し」の最後のはらいは勢いがありすばらしい。
小学六年生の課題「対面式」
形の取りにくい字ですが、バランスよくしっかりと書けました。「面」は窓をきちんとそろえ、ていねいに書いています。
はねやはらいもすっきりときれいに書けました。
中学一年生のかなの課題「いろはにほへとちりぬるを」
中学になると、小筆の練習が始まります。ひらがなは小学生の時にしっかり練習していますのでしっかりと書けていますが、小筆で間をきちんととって書くのが難しいです。のびのびと書いていますので、すぐに慣れると思います。
楷書の課題「甘茶遅日」
画数が違う字の組み合わせで難しい課題でしたが、よく書き込んでバランスよくまとまりました。「遅」のようにしんにょうの字は中心がはっきりしないので位置が難しいのですが、きちんと書けています。しんにょうの筆の流れがやわらかくとても良い。
行書の課題「竜師火帝鳥官」
行書のやわらかい線が美しい作品です。線の強弱もあり、リズムが感じられます。左の行は縦長の字が並ぶため三文字を入れるのに苦労しましたが、十分に書き込んで余裕をもって書き上げています。
草書の課題 「龍師火帝鳥官」
勢いのある力強い線で書いています。線の潤渇もあり、リズムがよい作品になりました。特に「師」は字形も整っていて良い。
かなの課題「道遠み今日越え暮れぬ山桜花のやどりを我にかさなむ」
流れ良く美しい線で書かれています。散らしも、余白が生かされていてとても良い。万葉仮名もよく書き込まれ、形よくかな流れにリズムをつけています。