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10月の課題の秀作

学生の書

小学2年生の一字課題「水」

紙いっぱいに大きく伸び伸びと書けています。はねやはらいもしっかりと書けました。

小学3年生の課題「いわし雲」

やわらかいひらがなとしっかりとした漢字の4文字のバランスがとれています。特に「雲」は中心がとれ、一画一画をていねいに書いています。


小学5年生の課題「海の子」

「海」と「子」は画数が違うので大きさのバランスをとるのが難しい課題でしたが、3文字が伸び伸びと書けています。とめ、はらい、はねもていねいに書けました。

小学6年生の課題「季節感」

形の取りにくい字でしたが、中心がとれ、しっかりとかけました。ていねいにきちんと書けています。特に「感」が形よく書けています。


中学3年生のかなの課題「そばの花山傾けて白かりき」

余白をいかした散らしがきれいな作品にしあがりました。線もきれいで、全体の流れよく書いています。



大人の書

大人の草書の課題「露結為霜金生」

勢いがあり、しかも草書の線のやわらかさも生かした作品です。画数の違う字の組み合わせでしたが、6文字がバランスよく仕上がりました。

大人のかなの課題「秋の田のかりほの庵のとまをあらみわがころも手は露にぬれつつ」

細かいところまで気配りされたきれいな作品です。墨の潤渇も出ていて立体的に書けました。リズムよく筆が動いています。


大人の行書の課題「露結為霜金生」

6文字の中心がきちんととれています。力強い線の中に行書のやわらかさが出ています。左の行は、画数が多い字、縦長の字があり、字が小さくなりがちですが、伸び伸びと書かれています。