「寶船」(たからぶね)
寶――篆書 船――草書
「寶」は「宝」の旧字体です。家の中に宝石や土器や貨幣があることをあらわしています。
「春寒」(はるさむ)
春になってからまたぶり返す寒さのこと。
「春霞」(はるがすみ)
春に遠くの景色が薄雲がかかったようにみえること。
「長楽」(長楽)
楽しみが長く続くこと。
「迎福」(げいふく)
福を迎え入れること。
「永寿」(えいじゅ)
命が長いこと。
「淑氣」(しゅくき)
新春のめでたくなごやかな雰囲気のこと。
「麗日」(れいじつ)
うららかな春の日。
「掛柳」(かけやなぎ)
正月の茶会の床飾りで、しだれ柳を輪にして青竹の花筒に長々と生ける。
「瑞雲」(ずいうん)
おめでたいことの前兆として現れる雲のこと。
「幽静」(ゆうせい)
奥深く静かなこと。
「雪解」(ゆきげ)
暖かくなって積もった雪がとけること。
「至慎」(ししん)
至――篆書 慎――行書
もっとも慎み深いこと。
「山焼」(やまやき)
山――金文 焼――行書
春になって野山の枯木や枯草を焼くこと。
「初桜」(はつざくら)
咲いてまもない桜の花のこと。
「天真」(てんしん)
自然のままで飾りけのないこと。
みち遠み今日越え暮ぬ山桜花のやどりを我にかさなむ
花誘ふ名残を雲に吹きとめてしばしは匂へ春の山風
夜半に吹く嵐につけて思ふかな都もかくや秋は寂しき
吉野川もみぢ葉流る滝の上のみふねの山に嵐吹くらし
ながむれば衣手涼しひさかたの天の河原の秋の夕暮
天の原雲なき宵にひさかたの月さへ渡るかささぎの橋
夜半に吹く嵐につけて思ふかな都もかくや秋は寂しき
色かはる萩の下葉をみてもまづ人の心の秋ぞ知らるる
泉川ははその森に鳴く蝉の声の澄めるは夏の深さか
夕顔や竹焼く寺の薄煙
鐘の音物にまぎれぬ秋の暮
木枯らしや海に夕日を吹き落とす
幼 「こま」
大きくかけました。「ま」の三角形は筆がよく動いています。
小1「てんち」
勢いよく元気に書けています。「ん」や「ち」の最後のはらいが特によい。
小3「手まり」
伸び伸びと大きく、ていねいにかけました。
小3「わか水」
力強い線でしっかりと書けています。
小3「はつ日」
大きく筆を動かして、力強く書けました。
小4「新しい年」
ていねいにきちんと書けています。線が伸びやかできれいな作品です。
小5「広い世界」
一画一画をていねいに力強く書いています。
小5「平和の光」
しっかりとした線で書けています。中心線がきちんと通っています。
小6「四海太平」
4文字のバランスがとても良く、まとまった作品になりました。
小6「江山春色」
大きくゆったりと、伸び伸びと書けました。
中3「野花如雪」
行書のやわらかい線で美しく書けています。
高1「明鏡止水」心が清く澄みきっていること。
画数が違う4文字のバランスがとても良く、まとまった作品です。
高2「春和景明」
春の穏やかで明るい陽気のこと。
伸び伸びとした線で、流れも良くきれいに書けています。
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